シンガポールから見習いたいこと

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シンガポール

国の違いを知ることも旅の楽しみの一つですね。今回も滞在中にお国柄が気になってきましたので、現地駐在の方から聞いて感じたことを少し書きます。

シンガポールの政策は日本とは違い独特な印象です。

もともと多民族国家を統制するために、道端でガムを吐き捨てたら罰金等の法律があることはガイドブックにも記載の通り日本でもよく知られていますが、中には感心すべきルールや法令も多くみられます。

たとえば不動産はシンガポールに永住権がないと所有することができません。

よって外国人に投資目的で保有されることがなく、国土が守られるというわけです。国土が小さい国ですから重要ですね。

日本は不景気になると、都心一等地や別荘地が外国富裕層の手に渡ることが多いのですが、シンガポールではそれがないというのです。

外貨で得た豊かさを国民に還元しているのだとしたら、理想的なモデルに感じます。

住宅情報はというと、海外から赴任したビジネスマンはコンドミニアムを賃貸するのが一般的です。

相場は東京都心並み。やはり決して安いとは言えず、隣国のマレーシアから毎日国境を越えて通勤する人も多く見られます。夕方の国境は出稼ぎスクーターで大渋滞を起こしており、島国日本人からすれば珍しい光景です。

マンションのライティングや付帯設備は日本の常識以上の豪華さを備えています。

日本のような小規模なアパートは無いため、単身者の場合にはルームシェア等も盛んな様子です。

 観光への力の入れ方も、日本以上のものを感じます。島ひとつを丸ごと観光の拠点にしたセントーサ島の事例からみても、観光を国の経済にとって重視していることが伺えます。

ハイエンドな一流ホテルも多くホスピタリティのレベルも高いといえます。

シンガポールがアジア屈指の都会であることを今回認識しました。

よい施策は逆に取り入れる等して、日本も頑張らなくてはいけないですね。

シンガポールのコインロッカー事情

ツアーや連泊でない旅の場合、不自由になるのが荷物の扱い。

スーツケースはなおのこと、買い物しすぎた際にもあてにしたいもの。

ところが、シンガポールにはコインロッカーがありません。

防犯上の理由らしいですが、困りものです。

通常は滞在先のホテルであればチェックイン前後に預かってくれますが、ホテルを頼れない場合もあるはず。今回は実際に足を使って発見した荷物預かりサービスをご紹介します。

*リゾートワールド・セントーサ カジノ横コインロッカー

カジノには大きな荷物を持ち込むことができない決まりがあるため、コインロッカーがあります。

住所:Resort World Sentosa、Sentosa

*JCBプラザラウンジ

オーチャード通り、シンガポールビジターセンターの隣のビル内にJCBプラザがあり、営業時間内に荷物預かりサービスが利用できます。

JCBカード提示が必要です。

他にもWi-Fi利用、フリーインターネットー、ドリンクサービス、ツアー予約代行などのサービスを利用できます。日本語で対応してもらえるのが便利です。

ただし土曜日の午後、日曜日は営業外なので注意。

住所:230 OrchardRoad#10-234/236FaberHouse Singapore

営業:月~土9:00~17:30(土曜日の13~17:30は電話対応のみ)

電話:1800-734-0096 フリーダイアル

*DFSギャラリア

オーチャードのDFSギャラリアスコッツウォークでは、カスタマーサービスとして荷物一時預かりが利用できます。ショッピングの有無は問われません。

カスタマーサービス横から外に出て、裏エントランスのボーイカウンターで預かってくれます。

21:30頃迄とのこと。時間については預ける際に確認を。

住所:25 Scotts Rd. Singapore 228220

アクセス:MRTオーチャード(Orchard)駅から徒歩約4分

営業:日~木曜日/10:00~22:00、金・土曜日/10:00~22:30