シンガポールからは近隣国への旅行もお勧めということで、マレーシアはマラッカの日帰りツアーに行ってきました。パンダツアーは日本人向けのツアーということで、予約もガイドもすべて日本語で気が楽です。
まずは滞在ホテルか指定ホテルに集合。すると青いパンダデザインのわかりやすいバスが迎えにきてくれます。 この日は日本人のご夫婦1組、親子1組、そして私たちの3組6名でのお出かけとなりました。
中華圏なまりのガイドさんの軽快なトークではじまり、そのまま国境に迎え出入国。諸注意など手厚く行ってくれるので旅慣れていない人でも安心ですね。日本人向けの至れり尽くせりに久しぶりに触れて楽ちんでした。
マレーシア側でガイドさん交代。今度は関西系の日本語を話し、なかなか最近のボキャブラリーを操るリンさんでした。マレーシア国籍の方です。 乗り換えた車が驚くほどのボロ車で、ええと…シートベルトがございません。。。 そんな指摘にもリンさん陽気に「マレーシアはシートベルトいらないから大丈夫^^」 そういう問題じゃないんですけど・・・と誰もが思いながらも諦めの境地。案の定道路もガタガタするし、運転もラフなため翌日鞭打ち症状が出たのは言うまでもなく。
まぁ、ツアー自体は楽しかったので面白い思い出ということで。
パンダバス
マラッカ日帰り観光旅程:
08:00 指定集合場所へお出迎え
(シンガポールとマレーシアの出入国手続き)
12:20 世界遺産のマラッカ市内到着。
12:30 マレーシア伝統料理のマレーシアニョニャ料理の昼食をご賞味いただきます。
13:35 チェンフーテン中国寺院(世界遺産)
14:05 世界遺産の街マラッカ市内散策/オランダ広場、サンチャゴ砦、セントポール教会、王宮博物館、お菓子屋さん
16:30 マラッカ市内出発
(マレーシアとシンガポールの出入国手続き)
21:00 宿泊ホテルまでお送り(セントーサ島内ホテル&郊外ホテルの場合は、集合ホテルまで)
時間:08:00-20:00 催行:毎日 http://www.pandabus.com/bus_list.php?brCd=sin
パンダバス・マラッカ日帰り観光 続き
マレーシアは、シンガポールから国境を挟んで数時間で行き来できる距離ながら、ヤシ園や農村の風景が残る資源国という印象です。
パンダバスのマラッカではまず腹ごしらえから始まります。
プラナカンの女性を指す言葉ニョニャ達のお料理が味わえるローカルレストランへ。
殺風景な商店街ながら、比較的華があるお料理屋さん。ガイドさんも慣れ親しんだ様子でお料理を勧めてきます。
パンダツアー参加者からのアンケート等にガイドさんも詳しいようで、日本人の感想を聞いてメニュー等も変えたとお話してくれました。
全部で6品とデザートにアイスカチャンをいただきました。丁寧に味付けされたお料理という印象で、どれもおいしくいただきましたよ。
(順調に食べ進めたために写真を撮り忘れました)
店内にはTV局取材があった記事や、プラナカンの文化が書かれたポスター等があり、良い雰囲気でした。
プラナカンは男女で役割がはっきり分かれていて、女性の仕事は家事を完璧にすることだったというだけあって、ニュニャ料理は手間暇かかるものばかりのようです。
木の実をすりつぶしたり、だしをとったり、どことなく日本人のお料理にも感覚的に近いところがあるように思えました。
食事を終えて市内観光へ。見どころは主に寺院です。2008年世界遺産に登録された古都。
市内には様々な宗教の寺院が存在しています。
チェンフーテン仏教寺院
カンボンクリンムスク イスラム寺院
ヒンドゥー寺院(写真なし)
クライストチャーチ(キリスト教会)
セントポール教会礼拝堂跡
この地で布教活動を行ったザビエルの像があります。日本でも精力的に布教していたザビエルさん。タフな人ですね・・・
亡くなった後しばらくこちらの礼拝堂に亡骸が保存されていたそうです。
これを1か所10分程度のハイペースで巡っていきます。うっかりついていきそびれると説明を聞きそびれます。。
とにかくマラッカ観光は日差しが強く、体力勝負。4件の寺院を回っただけなのに汗だくでふらふらになりました。
シンガポールと通貨が違うので、リンギットを持っていないと買い物ができません。パンダバスの入国時には両替の時間はもらえなかったので、事前に少し両替をしておくことをお勧めします!!