常磐線と亘理町

常磐線と亘理町 宮城県
常磐線と亘理町

仙台に到着しました。こちらは在来線の常磐線のホームです。
 
昔常磐線が上野から仙台まで繋がっていると聞いたときはびっくりしました。
 
なので普通仙台が起点の路線の場合は仙台が上り、地方が下りとなりますが、常磐線の場合は県南に下っていく方が上り、仙台が下りの最終地点ということになります。
 
ちょっとややこしいです。
 
そして東日本大震災で一部の線路と駅舎が流失、更に福島第一原子力発電所の事故でその周辺の駅も使えずで現在は寸断されている状態です。
 
今回は仙台から最南端駅になる亘理町まで行ってみました。
 
2013年3月16日には亘理駅のひとつ先の浜吉田駅まで開通し、これまで亘理駅から本来の常磐線仙台エリアの終点、
 
福島県南相馬市の原ノ町駅までバスが運行していたため、このひと駅をバスで不便を強いられていたお客さんはとても喜んだそうです。
 
亘理町も町のほぼ半分が大津波で浸水し、沿岸部の町が壊滅的な被害を受けました。
 
現在ではがれきもほぼ撤去され、鳥の海ふれあい市場がプレハブで建てられていて、三陸の魚や加工品、地元や周辺の農産物を販売していました。

亘理町は南東北一のいちごの産地なんだそうです。
 
亘理町の駅のそばにある図書館兼郷土資料館の悠里館がまさにお城!天守閣展望台もあり、町を一望できるそうです。
 
周りが田んぼだらけなのでそびえ立つお城は亘理町のシンボルといった感じでした。

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