呉海上自衛隊

広島市に隣接する呉市は造船の街として栄えてきた。なんといっても呉は戦艦大和が生まれた街。
　
今でもIHIをはじめ多くの造船所が呉の街のシンボルとなっている。
　
そして戦前から海軍の街として栄え、今では横須賀に次ぐ第二の海上自衛隊の基地となっている。
　
なんと柵の向こうには潜水艦が何隻も並んでおり、いつでも外から見ることができるのだ。
　
ちょうどこの日は年に数回しかないファミリーデーで、子どもたちと一緒に護衛艦や輸送艦などの艦艇の中に入った。
　
この日は４隻停泊しており、一隻ずつ子どもが昇るには少し怖い細い橋や階段を上って中に入り、
　
これまたほとんど梯子に近い急な傾斜の階段を上り下りして操舵室にも行くことが出来た。
　
各所各所で隊員さんたちが案内してくれたり、登れない子どもを抱きあげてくれたりと親切に手伝ってくれた。
　
日々緊迫感のある仕事をされてるだろうから、こういう子どもとの交流の日は隊員さん達にとっても楽しみな日なのかもしれないと思ったり。　

艦長さんの席についたら帽子や上着なども写真撮影用に貸してくれ、それらを着て写真を撮る列が出来ていた。

また艦内では輸送艦などで東日本大震災の救援活動や物資輸送を行ったとパネル展示や写真展示などもあった。
　
帰りには自衛隊のマスコットが印刷されたうちわやメモ帳、勇ましい護衛艦のパンフレットなどをいくつもいただいた。