平和記念公園の中にある、お土産と休憩所の近くにある原爆の子の像で写真を撮りました。
像の上には女の子が折り鶴を高く掲げています。
この像のモデルになったのは被爆してその後白血病で亡くなった佐々木貞子さんです。
像が建立されて以来、全国や世界中から千羽鶴が送られています。
昔私が来た頃はこの像の下に裸で千羽鶴がうず高く積まれていました。
つまり勝手に持ってきて勝手に置いていく方式だったと思います。
その頃はまだここに千羽鶴を持ってくるという行為が広まってなかったのかもしれません。
その後放火騒ぎもあったりして、現在では像のそばにショーケースが設置され、色とりどりの綺麗な千羽鶴がショーケースに収納されて千羽鶴を閲覧できるようになっていました。
束になったものもあればパネルに折り鶴を貼り付け色を変えて文字にしたりと工夫されていました。
恐らく修学旅行に来た学生が持ってくるんだと思います。遠くの県の学校名が書かれていました。
となるとふらっと千羽鶴を持ってきてもここに置くことは禁じられているようで、事務所かどこかが受付になり千羽鶴を手渡すようになっているんだと思います。
海外からも折り紙というものを学んで、クラスで千羽も鶴を折って、スーツケースに入れて(たぶん)持ってくるなんてちょっと感動です。
鶴を折ることで平和につながるのかといつも思うのですが、千羽鶴を作るために折るということでちょっとでも平和のことについて、広島のことを思う時間を持つということが大事なのかなと多くの千羽鶴を見ながら思いました。
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