栃木の秘湯 芦野温泉で湯治体験

芦野温泉 栃木県
芦野温泉

はとバスのパンフレットで、何気なく見つけた栃木県の秘湯『芦野温泉』。温泉マニアの自分が初めて耳にする名前でした。これは試しに行って見なければ!どんな泉質なのかワクワクしながらはとバスに申し込みました。
 
池袋駅からバスに乗り込み2時間半ほどで目的地『芦野温泉』に到着。バスを降りてまず驚いたのが、周りに何もないこと。この温泉施設以外にホテルや温泉らしきものが見当たりませんでした。次に驚いたのが、とにかくきれいな温泉施設であること。ホテルも併設されていて巨大な施設のようです。はとバスの方によると、このツアーの参加者の半数以上がリピーターだそうです。期待は高まります。
 
館内に入ると、いたるところに休憩スペースがありました。脱衣所も広々としていてとても解放的です。室内温泉は2種類、ツルの湯とメラの湯といい、泉質アルカリ性9超と美人の湯です。早速ですが、肌がつるつる滑らかになりました!
 
そしてこちらの温泉のメイン、薬湯へと移動します。半露天とでも言いましょうか、室内片面が開けっ放しになっていて涼しい風が入ります。お湯は2種類、那岐の湯と那美の湯はとても強い刺激の薬湯になっているそうで、より刺激が強いといわれる那岐の湯に挑戦。不思議なことに、じわじわと体のあちこちがひりひりしてきました。5分経つころにはとても我慢できないほどの刺激を感じるほどに!驚きです。それでも我慢して、出たり入ったりを1時間ほど続けました。ここの薬湯は、特に皮膚の薄いところに反応するようです。
 
湯治という名目で訪れたので、3回ほどお湯に浸かりました。今までに経験したことのない泉質の薬湯でしたが、驚くべきことに大きなかさぶたができていたところが、皮膚として再生しかけていました!他にもさまざまな効能があるようで、本当に多くの湯治客がいるそうです。これは、是非とも周りに薦めたい場所ですね。

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