レストランや料亭、ファミリーレストランに喫茶店、さまざまな場所で当たり前のように展示してある食品サンプル、皆さんはこの食品サンプルのほとんどが岐阜県の郡上八幡で作られているとご存知でしたか?
私は食品サンプルマニアなので、この岐阜県の郡上八幡には深い思い入れがあります!この食品サンプルの生みの親は、岩崎滝三氏。水の中に蝋が垂れたときに食品サンプルをひらめいたといわれています。彼の出身が郡上八幡ということで、これをきっかけに食品サンプルが郡上八幡に広がり、今では重要な地場産業となったのです。
郡上八幡を訪れてあちこちで目にしたのが、「食品サンプル作り体験」の文字。マニアとしてはよだれモノです。早速予約をして体験することにしました。今回は天ぷら作りを体験することに。1人1000円の参加費です。参加者のうち私以外は全て小学生・・・でも関係ありません。さっそくエプロンをつけて挑みます。
まず、作りたい天ぷらの原型を3つ選びます。私は、えび、ピーマン、かぼちゃにしました。これから衣を作っていきます。熱く溶けて色づけされた蝋を50㎝ほどの高さから四角く水槽に落としていきます。すぐさま天ぷらの原型(えび)を中央にそっと置きます。最後に柔らかく包み込むようにして蝋をまきつけて出来上がり!続けてピーマン、かぼちゃも天ぷらに仕上がりました!感動です。
今では、食品サンプルのほとんどがシリコンなどで作られているそうです。食品サンプルは、日本が世界に誇れる伝統的な技術だと、誇りを持って言えますね!
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