チェンマイというと、どこに行っても
日本の和傘のようなカラフルな傘が飾ってあります。
チェンマイ旧市街の寺を見ていると、
たぶんチェンマイにしかない仏像だと思われる、傘を担いだ仏像がありました。
トウモロコシにしては大きすぎるのでこれはやはり傘ですね。
この人はルアンポーインターという僧で、
傘の作り方を伝授したお坊さんらしいです。
しかもチェンマイの傘の名産地が「ボーサン」とは
「坊さんがボーサンで傘を作った」というよくできたネーミングです。
日傘の下で傘を担いでいるのでダブル傘地蔵ですね。
チェンマイ桜
二月のチェンマイでは桜のような花がたくさん咲いていました。
タイ語でチョンプー・パンティップとかいう名前の花で
桜とは別の種類のようですが遠くから見るとまるで日本の桜の花のように見えます。
ピンクのほかにも白い花もあったと思います。
日本と同じ種類の桜の木もあるらしいのですが
チェンマイ旧市街では見かけることはありませんでした。
さすがにタイには地面にシートを敷いて
お弁当で花見をするとかいう習慣は無いようです。
まあ、やるとしても昼間は暑いので夜桜見物でしょうが。
タイをはじめとして南の国の花は全般に色や形が派手なものが多いですが、
この花はまだ地味なほうですね。